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もはや歯周病は国民病といっても過言ではありません

厚生労働省サイトでは、中高年者の約80%が歯周病に罹っていると報告されています。
歯周病はもはや国民病といってもの過言ではありません。

国民病とは、国民の多数に蔓延して体位・体力を低下させ、生産性を減退させるなど、社会に悪影
響を及ぼすような病気と定義されています。平均寿命のみならず健康寿命の延伸が求められている人生80年の超高齢社会を迎え、自分の歯が20本あれば、美味しくものを食べることができ、素敵な笑顔で、健康で長寿をまっとうできると言われています。

しかし、これまでの歯科疾患実態調査によると、歯肉に何らかの異常がある人は約70%に達し、特に働き盛りの中高年者の約80%が歯周病に罹っていると報告されています。
 すなわち、単純計算すると歯肉になんらかの症状が見られる患者数は約8,900万人と推定されますが、実際歯科診療所で治療を受けている患者さんは、約130万人程度です。

一方、80歳で20本以上自分の歯を持っている人の割合は約20%ですが、平均では約10本です。永久歯の抜歯の主原因別内訳は、歯周病が42%、むし歯が32%、破折が11%および矯正が1%で、抜歯本数を年齢階級別に見ると、歯を最もたくさん失うのは60~64歳です。

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