子供のむし歯治療
治療の特徴小児歯科の治療は、お子さまの将来を予測し考えながら、治療方針を決めて行きます。
乳歯がむし歯になった場合、あと何年使うかなどを考慮する必要があります。
例えば、2歳半でむし歯になった場合、あと10年前後使うことを考え、できるだけ神経を取らない治療を考えます。神経を取る場合でも、神経を全部取らずに半分だけを取る治療法等、よく相談することが大切です。
初期のむし歯治療
むし歯の始まりはまず、歯の表面に白濁が現れます。
この段階なら、フッ素入りの歯みがき剤を使って念入りな歯みがきや、食生活を気を付けることで、本格的なむし菌の進行を防ぐことも出来ます。
むし歯が進行し、穴が開いる状態での治療
乳幼児期は痛みに鈍感なので、親が気付いてあげる事が大切です。乳歯のむし歯は、エナメル質や象牙質が薄いため神経まで達する速度が速く、仕上げみがきの時などに、お子さまの歯をよく観察し、 変化を見逃さずに早く発見する事に努めなければなりません。歯科の専門家ではないので難しいところや見逃しもあります。歯科医院での定期的な健診を必要になってきます。