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むし歯は早期治療が一番です

むし歯は早期治療が大切ですC0-1

歯が痛くならないと歯医者になかなか行けない人は多いのではないでしょうか。
歯医者で削られてまた銀歯が増える、どんな治療をされるのかわからないなど不安で歯医者に行くことがおっくうになりますよね。
しかし、実は初期の虫歯であればあるほど削らないことが多く、小さな虫歯であれば保険でも白くきれいに治すことも可能です。

人には自然治癒力があります。例えば、風邪や小さなケガをした場合、体力などに問題がない健康な人では何も治療しなくても自然とそれらが治ってしまいますよね。
これは人に備わっている自然治癒力が体を元に戻す機能で回復する為です。
しかし、むし歯には自然治癒力が存在しないので、歯に穴があいてしまえば、勝手に治る事はなく、どんどん進行する病気なのです。小さいむし歯の間に治療すると、歯を削る量も少なくて済みますし、削っても痛くない治療も可能となり、銀歯でなく白い詰め物で治療できるわけです。
この場合殆どが一回の詰め物で治療が完了します。治療が遅くなり、むし歯が深くなり神経を取らないといけなくなった場合などは一本の歯の治療に平均6~10回程度になります。むし歯の治療が遅れることで回数も費用も余計に必要となります。

むし歯は初期の間では殆ど症状がありませんので、自分で気づいて歯医者に行くことは厳しい状況ですね。むし歯の早期発見と早期処置のためには定期検診がとても大切です。
半年に1回は定期検診を受けて下さいね。

初期むし歯の治療例

歯の表面が白くなってきたり、溝が黒くなってきたりしている状況では、エナメル質が溶け始めた初期虫歯です。この程度の状態では歯を削らずにフッ素塗布をすると、エナメル質と結びつきより固い層を作り、虫歯を治すことができます。特に乳歯や生えたての永久歯はフッ素を取り込む力が強いので効果的です。

フッ素塗布についてはこちらをご参照下さい。 ⇒

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