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親知らずについて

西宮にお住いの皆さまへ

みなさま、親知らずの事ってご存知でしょうか。
親知らずのことを智歯(ちし:wisdom tooth)とも呼んでいます。
第3大臼歯の別名で 18~24歳頃になってから生えるため俗に親知らずとも呼ばれています。上下顎の左右の一番奥の歯で,退化傾向が強く,欠如 (20~30%) ,埋伏 (約 10%) ,形の多様性,萌出位置の異常など,個人による差異がきわめて強い歯です。歯の名称2-2

智歯の周囲は歯ブラシが届きにくく、磨き残しが多くなり、むし歯や歯の周囲の炎症が起きやすくなります。
智歯が痛むのはむし歯がひどくなった時と周囲組織に炎症が生じた場合です。
むし歯の場合には歯が黒くなって崩れたり、穴が開くような変化を伴いますが、歯肉は正常なことが多く、鎮痛剤で痛みは軽減しまが、歯の神経の処置をしない限り完治しないことが多く、鎮痛剤の効果が切れると、再び痛み出しますので歯科医院で適切な治療を受ける必要があります。
さらに、ひどくなると智歯の根の先端から骨に細菌性の炎症が起こり、歯肉にも炎症の症状を現わすようになりますので、鎮痛剤で痛みをおさえるばかりでなく、骨の炎症をおさえるような抗菌剤も必要になります。放置することにより骨の炎症も広がり、入院が必要となる場合もありますので必ず歯科医師で診察を受けましょうね。

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