投稿者: matsuuradental

  • 歯周病早期発見のチェックポイント

    前回、歯周病の治療は、早期発見・早期治療の原則です。健康に自信のある人でも定期的に診察を受けましょう。とご案内致しました。

    歯周病は予防することが大切でので、セルフチェックで歯周病に罷っているか、どうか調べてみましょう。歯周病も早期発見・早期治療が大切です。

    歯周病セルフチェック canstockphoto1830601302

    次の項目の当てはまるものに、チェックしてみてください。

    ○歯くきに赤く腫れた部分がある。
    ○口臭がなんとなく気になる。
    ○歯くきがやせてきた。
    ○歯と歯の問にものがつまりやすい。
    ○歯をみがいたあと、歯ブラシに血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある。
    ○歯と歯の問の歯くきが、三角形ではなく、丸い形になつている部分がある。
    ○ときどき、歯が浮いたような感じがする。
    ○指でさわってみて、少しグラつく歯がある。
    ○歯ぐきから膿が出たことがある。

    チェックがない場合
    これからもきちんと歯みがきを心がけ、少なくとも1年に1回は歯科健診を受けましょう。
    チェックが1~2個の場合
    歯周病の可能性があります。まず、歯みがきのしかたを見直しましょう。念のため、かかりつけの歯科医院で、歯周病でないかどうか、歯みがきがきちんとできているか、確認してもらうと良いでしょう。
    チェックが3~5個以上の場合
    初期あるいは中等度歯周炎以上に歯周病が進行しているおそれがあります。早めにかかりつけ歯科医院に相談しましょう。

  • 歯を失う原因となる歯周病についてお話します

    西宮の皆さま今晩は、
    今回は、歯を失う原因となる歯周病についてお話します

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    成人の抜歯原因の42%が歯周病です。
    一般的には、歯肉の炎症から発症し、進行すると、やがてセメント質、歯根膜および歯槽骨まで破壊されます。さらに、破壊が進行すると歯を支えることができなくなり、最終的には歯が抜けてしまいます。

    以前は歯槽膿漏と言われていましたが、現在では、歯周病と呼んでいます。
    歯周病は、歯の表面につくプラークの中にいるの細菌による感染症の一種で、炎症を起こすことが目立った症状です。
     
    歯肉炎から重度の歯周炎に罷って、やがて歯が抜けてしまうのは、つぎのような理由からです。

    歯肉炎では痛みが出ないことが特徴です

    歯肉炎の場合は、ほとんど痛みが出ないのが特徴で罷っていることに気がつかないことが一般的で、歯肉の痛み、腫れや出血が出る場合は病気が進行した歯周炎になっていることが殆どです。
    しかし、からだには自分を守る防衛機能がありますので、初期の歯周炎では、軽度の痛みであったり出血が有る場合でもしばらくすると治まってしまうことも多く、そのままにするケースが目立ちます。歯周炎に一旦進行してしむと簡単には治りません。さらに悪化することが一般的です。炎症の最大の原因であるプラークを除去しない限り歯周の治療は終わりません。自己診断は危険です。定期検診で歯周病を予防することが大切です。

    むし歯で歯が痛いときは、我慢できずに殆どの方は歯科医院を受診するでしょう。しかし、歯肉炎では痛みがほとんど出ないか出たとしても我慢できる程度の痛みですので放置しておく人が多いようです。
    歯肉炎は、加齢とともに徐々に進行し、歯周炎となり、歯肉の痛み、腫れ、出血が治まらなくなるまで進行すると我慢できずに歯科医院を訪れますがすでに手遅れの場合が多く抜歯となってしまうことが少なくありません。歯周病の治療は、早期発見・早期治療の原則です。健康に自信のある人でも定期的に診察を受けましょう。

  • 西宮の皆さま 人工歯の種類のご案内です

    人工歯の種類

    人工歯とは、う蝕(むし歯)や外傷、歯周病などにより失った天然歯の代わりに、その機能を回復するために作られた人工の歯のことです。
    インプラント治療では、顎の骨に埋め入れる 人工歯根 に装着することで、天然歯(自分の歯)と同様の見た目と機能を取り戻すことができるようになります。しかし、保険がきかないインプラント治療では、見た目に納得のいく仕上がりにするのには、それなりに費用がかかるのも現状です。
    一般には、「入れ歯」に使用されている歯がよく知られていますが、一般的に人工の歯には下記の3種類があります。

    ・ブリッジ 05

    ブリッジは失った歯の両隣の歯を削り、その2本を橋脚にして連続した被せ物で橋をかける方法です。

    ・入れ歯(※差し歯を含む)
    入れ歯による治療では、歯をすべてなくした場合は「総入れ歯」ですが、それ以外は「部分入れ歯」が一般的な治療方法です。shutterstock_148407173

    ・インプラント
    ブリッジや入れ歯が適用できない場合はインプラントに人工歯を適用します。
    インプラントは粗自分の歯と同じ程度まで機能が回復され、乳歯、永久歯に継ぐ第3の歯と言われています。17795219

  • 歯を白くする方法について

    歯を白くする方法について

    歯の表面についた汚れによる色素沈着は、ハミガキ剤を使った正しい歯みがきで予防できます。それでも着色が気になる場合、歯科医師や歯科衛生士による処置で、本来の歯の色に戻したり、元の色より白くすることが可能でいくつかの方法がありますが、自分に適した方法は着色の原因により違ってきます。タバコやコーヒーなど、嗜好品による着色汚れ(ステイン)であれば「クリーニング」。加齢や薬などの影響で歯の内部が変色した場合や、軽い黄ばみ程度でしたら、「ホワイトニング」。著しい変色には「ラミネートべニア」が適しています。方法により価格が異なります。

    歯を白くする方法canstockphoto17015564

    クリーニング

    歯周ポケットに入り込んだ歯垢・歯石を除去する「スケーリング」、タバコのヤニやコーヒー、紅茶による着色汚れ(ステイン)をはね飛ばす「エアブロー」、歯の表裏、間をみがく「ポリッシング」で、本来のきれいな歯面や歯の白さを取り戻します。

    ホワイトニング

    薬品を使った歯の漂白。自分の本来の歯よりも、白く美しい歯になります。加齢によって歯が黄ばんできた人、神経を抜いた歯が黒ずんできた人、また、コーヒーや紅茶の色素が歯の内部に沈着してしまった人向けの方法です。

    ラミネートベニア

    歯の表面を薄く削り、薄いセラミック製の板をはりつける方法。ホワイトニングで白くできない変色歯も、本物の歯とほとんど見分けがつかないほど自然に白く、透明感のある歯に仕上がります。ほかと比べて値段も高く、メンテナンスも必要です。

    「歯の色がなんとなく気になる」という人のために、自分で歯の美白ができるユニークな商品も販売されています。シートタイプの美白ハミガキ剤や音波振動で蓄積したくすみ・舌の汚れまで落としてくれる電動ハブラシもあるので、ぜひチェックしてみて。美しいスマイルゾーンを、自宅でケアできる時代です!

     

  • 月刊誌「WORLD GRAPH」に掲載されました!

    2015年6・7月号 月刊誌「WORLD GRAPH」に掲載されました!world_graph02
    world_graph

    「WORLD GRAPH(ワールドグラフ)」は独特の切り口で、その道のスペシャリストを紹介する月刊誌です。

    社会・経済・流通・人の動き-あらゆる事が今までの常識では考えられないスピードで変化する中、経営者の方々は「いかに顧客を掴んでいくか」ということに頭を悩ませています。
    「WORLD GRAPH」はこのような現状の中、地元地域に密着し、独自のアイデアと行動力のもと将来を見据え活躍する中小企業の情報、そして経営者の経営理念を、インタビューを通してご紹介し、無限に拡がるビジネスチャンスをお届けします。
    他にはない、経営者達の熱いメッセージ、ビジョンがここにあります。

    http://worldgraph.jp/new/201506/21.pdf

  • インプラント治療は難しいものではありません

    現在のインプラント治療8652450

    インプラント治療は、現在2割を超す歯科医院が実施しており、一般的になっています。ただ、自費診療な治療ですので、費用の面からは一般的ではありませんが、治療の成功率・治療の難易度・治療後満足度の高さから一般的な治療になっています。

    治療後は必ず定期健診

    インプラント治療は長い歴史があっても100%安全とは言い切れません。インプラントの治療をしてきて、様々な事例を診てきました。
    インプラントは決して難しい治療ではありませんが、定着率を上げるには治療後のメンテナンスを欠かすことは出来ません。患者さんは歯を失った原因を考えること、そして治療後は少なくとも年2、3回定期健診を受けることが必要です。

    噛むことは健康を保つ原点です

    歯が揃っていて噛むことはとても大切な事なんです。噛めないと身体が弱ったり病気にかかったりすることがあります。例えば流動食を摂っていると腸のヒダが萎縮するといいますが、固形食に変更し体調が改善した事例があります。これは、きちんと咀嚼することで腸のヒダが甦り、全身の免疫力も上がったためです。
    だからこそ健康を歯を保つことは大切です。もし歯を失ったら、インプラント治療も一つの選択肢として、口腔機能の維持・回復に効果的だといえます。

  • むし歯は早期治療が一番です

    むし歯は早期治療が大切ですC0-1

    歯が痛くならないと歯医者になかなか行けない人は多いのではないでしょうか。
    歯医者で削られてまた銀歯が増える、どんな治療をされるのかわからないなど不安で歯医者に行くことがおっくうになりますよね。
    しかし、実は初期の虫歯であればあるほど削らないことが多く、小さな虫歯であれば保険でも白くきれいに治すことも可能です。

    人には自然治癒力があります。例えば、風邪や小さなケガをした場合、体力などに問題がない健康な人では何も治療しなくても自然とそれらが治ってしまいますよね。
    これは人に備わっている自然治癒力が体を元に戻す機能で回復する為です。
    しかし、むし歯には自然治癒力が存在しないので、歯に穴があいてしまえば、勝手に治る事はなく、どんどん進行する病気なのです。小さいむし歯の間に治療すると、歯を削る量も少なくて済みますし、削っても痛くない治療も可能となり、銀歯でなく白い詰め物で治療できるわけです。
    この場合殆どが一回の詰め物で治療が完了します。治療が遅くなり、むし歯が深くなり神経を取らないといけなくなった場合などは一本の歯の治療に平均6~10回程度になります。むし歯の治療が遅れることで回数も費用も余計に必要となります。

    むし歯は初期の間では殆ど症状がありませんので、自分で気づいて歯医者に行くことは厳しい状況ですね。むし歯の早期発見と早期処置のためには定期検診がとても大切です。
    半年に1回は定期検診を受けて下さいね。

    初期むし歯の治療例

    歯の表面が白くなってきたり、溝が黒くなってきたりしている状況では、エナメル質が溶け始めた初期虫歯です。この程度の状態では歯を削らずにフッ素塗布をすると、エナメル質と結びつきより固い層を作り、虫歯を治すことができます。特に乳歯や生えたての永久歯はフッ素を取り込む力が強いので効果的です。

    フッ素塗布についてはこちらをご参照下さい。 ⇒

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  • 30代の80%が歯周病ですは大げさな表現

    30代の80%が歯周病ですは大げさな表現

    厚生労働省のサイトで、
    日本人の歯周疾患の実態(「8割が歯周病」とは?)と案内されていますが、
    これは少し大げさな表現ですね

    厚生労働省サイトより

    日本人の歯周疾患は近年やや減少しており、他の国々に比べるとやや良好な状態を示しています。しかしながら日本人の高齢者は半数以上が歯周ポケットを有し、歯周病関連の自覚症状を訴える人の割合も多く、歯周病は大変高い有病状況を示しています。

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    厚生労働省 日本人の歯周疾患の実態(「8割が歯周病」とは)

    なお「国民の8割が歯周病」といった謳(うた)い文句を耳にすることがありますが、これは図のグラフで示される「健全」以外の割合を指しており、診査した部位(歯)のすべてが「健全」と判定された場合のみを指しています。
    例えば、少しでも歯石がついている場合には、健全と評価されません。したがって「8割が歯周病」というのは、ウソではないものの、大げさな捉え方といえますね。

  • 難しい根管治療についてその2

    前回は、抜髄の流れについてご案内で、
    抜髄後、根管形成が終わって内部を洗浄し、
    消毒作用のある薬を入れ封をするまでご案内致しました。
    今回は、その続きです。

    封をしてから、l~2週間たってから、根管内を洗って根管充填材を詰め、隙間をセメント材で埋めて、入り口に蓋をします。
    根管治療も手順はほとんど同じですが、治療の難易度が高まります。
    抜髄は生きている神経が対象で、針を刺せばある程度まとまって出てきますが、根管治療では、死んで粉々になった神経の残骸を取り出す必要があります。
    感染も広がっていますので、不用意に根管内を傷つけないよう、器具の操作はより慎重に行い、消毒や充填は完壁さが求められます。
    根管治療は歯科のなかでも難しい治療です。根管は、太いところでも直径1mmほどしかなく、一人ひとり異なる曲がり方をしています。そこに、まっすぐな器具を入れて形を整えながら広げていく非常に繊細な治療です。
    しかも、根管内は真っ暗なので、手探りで行います。複雑な根管ですと、1mm進むのに1時間かかることもあります。

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  • 難しい根管治療についてその1

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    根管治療とは、歯を削って神経を取り除き、
    根の中の空洞である根管内から細菌等をきれいに取り除き、根管充填材を詰め、蓋を被せる一般的な治療です。

    抜髄(ばつずい)は、まず局所麻酔をして、むし歯になっているエナメル質と象牙質を取り除き、歯髄を露出させ、針の先がらせん状になっている「ファイル」という専用器具で根管の入り口を広げ、抜髄用の針で歯髄(しずい)をからめ取って引き抜きます。

    それから、根管の太さや曲がり具合に応じて器具を替えながら、根管充填材の形に合わせて根管を広げます。根管充填材はゴムのように軟らかい棒状のもので、「ガッタパーチャ」といいます。
    根管形成が終わったら内部を洗浄して消毒作用のある薬を入れ、封をします。