皆さんキシリトールがむし歯予防に効果が有ると良く耳にしますよね。
今回はキシリトールについてご案内致しますね。
キシリトールは、白樺やカシを原料とした天然素材に水素を加えて作られた人工甘味料で、食用としての安全性はWHO(世界保健機構)でも認められています。
一般的に砂糖と比べてカロリーは4分の1程度と低く、甘さは殆ど変わらないと言われています。
独特の清涼感があり、食物ではホウレン草やレタス、イチゴなどの野菜や果物に含まれています。
キシリトールの役目は虫歯になりにくい環境を作ることです。
キシリトールを食べれば虫歯にならない訳ではありません。
キシリトールはミュータンス菌に反応することなく歯の表面を溶かす酸を作り出しません。そしてキシリトールの一番の作用は酸を生成しないで、反対に酸を作り難くする作用があることです。ミュータンス菌はキシリトールの成分を吸収することで繁殖が衰え、その結果口の中で作り出される酸が減少します。この酸の抑止効果は長期間キシリトールを取り込むことにより次第に強くなることも確認されています。
食後でのキシリトール摂取は酸を生成し難くする為にむし歯予防につながります。