西宮・武庫川・鳴尾の皆さまこんにちは!
今日は、皆様もよくご存じだと思いますがフッ素塗布についてご案内しますね。
フッ素塗布についてご案内いたします。
お口の中の汚れを歯磨きだけですべて落とすことは、歯磨きテクニックと時間が必要です。
これはかなり難しく満足の行く結果が出ていないのが現状です。
そこで歯科医師では虫歯予防の一つとして定期的にフッ素塗布(正しくはフッ化物塗布)推奨しています。
〇唾液中に含まれるミネラルの沈着を促進し、再石灰化を助ける
〇歯の質を強化し、酸から歯を溶けにくくする
〇酸の生成を抑える
■乳幼児・子どもへの効果
「生えたての乳歯」や「生えたての永久歯」は、歯の質が弱く虫歯になりやすいため、フッ素を塗ると予防効果を大きく期待できるとされています。
■成人への効果
歯周病や部分入れ歯の使用によって、顎の骨や歯茎が痩せて(吸収して)しまい、普段なら歯茎で覆われているはずの歯の内部のセメント質や象牙質が露出してくることがあります。セメント質や象牙質はエナメル質(歯茎から上の歯の表面部分)よりも弱く虫歯になりやすいため、歯ぐきが露出してしまった場合には、フッ素を塗ることで虫歯のリスクを下げることに役立つとされています。
フッ素の働きは、むし歯の原因となる酸を作る力を抑えたり、一度溶け出した歯のカルシウムやリンの再石灰化を促進させます。歯の表面を酸に溶けにくい性質に変えてくれる働きもあります。一度だけの塗布ではなかなか効果がでにくいので、年に3~4回の塗布が効果的です。
お子様のフッ素塗布を始める時期についてですが、歯は生えて2~3年の間は歯が成熟しきれてないため弱い状態です。またフッ素を取り込みやすい状態でもあります。
歯が生えてきたらフッ素塗布の時期です。年齢に合わせた量と回数を塗布すれば体に影響はありません。
歯が生えた後、唾液中に含まれるカルシウムが歯に付きさらに硬くなります。だから生えて間もない時期の歯は、まだ十分に硬くなっていないためむし歯になりやすいのです。フッ化物は、歯を硬くする作用があり、乳歯・永久歯に関わらず生えた直後に塗るのが最も効果的です。まずは下の前歯が生えてきたころから定期的に歯科へ通い、上下の前歯が生えてきたらフッ化物の塗布を行ってみてください。また、うがいができない年齢でもフッ化物を塗布することは可能です。ただし、フッ化物はむし歯予防の万能薬ではありません。歯みがきはむし歯予防の基本です。
歯磨きの習慣やバランスの良い食生活をすることが大切です。
当院では7月末までオープニングキャンペーンを行っております。
フッ素塗布も半額で行っておりますのでこの機会に是非行って下さいね!