月: 2015年9月

  • メタルボンドのご案内

    クラウン治療の種類

    前々回にご案内致しました「クラウン治療」について、
    今回からは、クラウン治療の種類についてご案内させて頂きます。

    メタルボンドmetarubondcrown

    ほかの歯と同じような色にしたい時は、セラミックのクラウンを使います。
    もちろん自由診療になるので、値段は跳ね上がります。
    セラミッククラウンにはいくつか種類がありますが、もっとも一般的なのは「メタルボンド」といって、金合金などの金属にポーセレン(陶材)を焼きつけたものです。見た目はほかの歯と区別がつかないほど自然ですが、欠点もあります。
    歯ぐきが下がってくると、金属とポーセレンの継ぎ目が見えたり、歯ぐきのきわが黒ずんだりしてしまいます。

    メリット

    〇色が歯に似ているので見た目が優れている
    〇中身が金属なので強度が強く、奥歯や前歯などほとんどの部位に使用できる
    〇クラウンの内側に貴金属を使用することで、金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色、金属アレルギーなどを抑えることができる

    デメリット

    ・色調は他のクラウン(オールセラミッククラウン)に劣る
    ・裏側から見ると金属が見える
    ・歯周病などで将来的に歯茎が下がれば歯と歯茎の境目が見えてくる
    ・素材が天然の歯より硬いため、噛み合わせの歯を痛めることがある
    ・術者の経験により見た目・持ちの差が出やすい

  • 西宮市の皆様へ ブリッジ治療

    歯が抜けた時の治療法としてブリッジ治療があります。

    今回はブリッジ治療についてご案内致します。03

    これの方法は、抜歯した歯の両側の歯の一部を削りブリッジというクラウンを被せる治療方法です。
    ブリッジ治療の欠点は健康な歯を削ることです。
    橋脚になる2本の歯は、クラウンを被せる時と同じように、削って形を整えます。
    健康な歯をわざわざ削るデメリットが有ります。
    これが、ブリッジの最大の問題点です。
    歯を削ると、歯の寿命が短くなります。最近のむし歯治療では「削らない」方向にあるなか、時流に遅れている感が否めません。
    最近ではこの間題を改善する選択肢として「接着ブリッジ」が開発されています。
    なお「インプラント」では両隣の歯を削ることは有りません。

    補綴装置には、材料によって様々なバリエーションがあり、保険診療か自由診療かという選択を患者様に選択して頂きます。
    保険診療では前歯と奥歯に分けられており、それぞれに使える材料が決まっています。
    保険診療で認められている材料なら、機能面でも耐久性でも一定以上の質は確保されていますが、歯は顔の重要な構成要素であり、外見に大きくかかわっています。
    どんな歯をしているかで人に与える印象も変わってしまいます。
    補綴装置には、機能や耐久性に加え、審美性も求められることが多くあり、保険診療で認められている材料は、審美性の点では今一つのものが多いと言えます。

  • 補綴治療(ほてつ)とは

    「補綴歯科」とは、見た目やかみ合わせをクラウンや入れ歯など人工の歯で補う治療法のことをいいます。
    補綴治療に用いる人工物は「補綴装置」と総称します。01

    補綴治療例

    〇クラウン治療
    C3以上のむし歯では根管治療を行う必要があり、歯冠部を大きく削るため、詰め物をはめ込むインレー修復では治療ができなくなり、クラウンという被せ物する治療を行います。
    奥歯にもっともよく使われているのは、12%金銀パラジウム合金で、いわゆる銀歯がそれに当たります。
    前歯(前歯と犬歯)は12%金銀パラジウム合金を土台に、見える部分にだけ、レジンの強度を高めた硬質レジンを接着させた「硬質レジン前装冠」が認められています。02
    歯の表側は白いが、裏側は金属のままなので、食べたり話したり笑ったりした時に、金属が見えてしまうことがあります。最近では小臼歯(犬歯の次の歯)だけにCAD/CAMが用いられ白い歯で機能的な補綴材料が保険導入されました。

  • 指し歯による治療

    20150916怪我で歯が欠けたりC4等のむし歯の治療として神経を除去する場合の修復法として指し歯が一般的でしたが、最近では指し歯に代わってクラウンによる治療に変わつつ有ります。
    指し歯は、歯の一部(例えば根っこ)だけでも残っている場合それを利用して、その上に人工の歯を作り装着する事である程度機能を回復することが可能です。
    この人工的な歯を「指し歯」と呼んでいます。

    指し歯を作る工程は、歯髄(歯の神経)を抜き去った後に、歯が残っている場合はそれを削って歯ぐきに埋まっている根っこの部分の中心に穴を開け、人工の歯を指し込みます。
    この方法は、残っている歯を削って切除するなど、また指し歯も抜けやすく、歯の根が折れやすいという問題があります。

    治療方法は、神経を取り除く処置をした残りの歯に、芯となる金属、あるいはプラスチックの土台(コア)を立てて補強します。さらにその上に人工の歯を被せるという方法が一般的で、その工程は次の3工程が一般的です。

    ①歯の根を確保する
    ②土台の形成する
    ③人工の歯を被せる

    指し歯は、歯が残っていなければ装着が出来きないので、それが十分でなかったりひびが入っていたり、むし歯がひどかったりすれば、指し歯を装着する事は出来ません。

  • フッ素塗布によるむし歯予防と効果

    フッ素はむし歯予防に効果がある事はよく知られています。

    ・歯垢(プラーク)の細菌の活動を抑えること
    ・溶けたエナメル質の修復、歯質を強化する

    などのむし歯の発生を防ぐ効果があり、予防に有効な成分として注目されています。

    具体的効果フッ素 脱灰-再石灰化

    フッ素配合ハミガキ剤を長期間継続的に使用することでむし歯を予防することが可能です。

    ●酸の産生を抑制
    歯磨きで落としきれなかった歯垢が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢が作る酸の量を抑制します。
    ●再石灰化の促進
    歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促します。
    ●歯質強化
    歯の表面を酸にとけにくい性質に修復します。

    フッ素塗布は乳歯の時に行いましょうね

    乳歯や生えたての歯は軟らかいので、フッ素配合のハミガキ剤を使うことや、歯科医院でフッ素塗を行い歯質強化に努めましょう。そうすることでむし歯予防に繋がります。

  • キシリトールのお話

    皆さんキシリトールがむし歯予防に効果が有ると良く耳にしますよね。
    今回はキシリトールについてご案内致しますね。

    キシリトールは、白樺やカシを原料とした天然素材に水素を加えて作られた人工甘味料で、食用としての安全性はWHO(世界保健機構)でも認められています。
    一般的に砂糖と比べてカロリーは4分の1程度と低く、甘さは殆ど変わらないと言われています。
    独特の清涼感があり、食物ではホウレン草やレタス、イチゴなどの野菜や果物に含まれています。

    キシリトールの役目は虫歯になりにくい環境を作ることです。
    キシリトールを食べれば虫歯にならない訳ではありません。
    キシリトールはミュータンス菌に反応することなく歯の表面を溶かす酸を作り出しません。そしてキシリトールの一番の作用は酸を生成しないで、反対に酸を作り難くする作用があることです。ミュータンス菌はキシリトールの成分を吸収することで繁殖が衰え、その結果口の中で作り出される酸が減少します。この酸の抑止効果は長期間キシリトールを取り込むことにより次第に強くなることも確認されています。
    食後でのキシリトール摂取は酸を生成し難くする為にむし歯予防につながります。

    20150903